上川外相「女性ならではの視点を外交政策に」
新旧外務大臣の交代式が行われ、新しく就任した上川外務大臣は「女性ならではの視点を外交政策に生かし、強力なチームワークで着実に成果を上げたい」と、意気込みを語りました。
交代式は、14日午前、外務省の講堂で行われ、300人あまりの職員が集まりました。
この中で林 前大臣は「ロシアのウクライナ侵攻など今までにないことが起きる中、みなさんの力を借りて、この歴史の転換点で『日本丸』が迷わないようにしっかりとやってきたつもりだ」とあいさつしました。
続いて上川外務大臣が「およそ20年ぶりの女性の外務大臣と聞いており、女性ならではの視点を外交政策に生かせというメッセージが込められているのではないかと思っている」と述べました。
その上で「林 前大臣が築いた外交をさらに前に進め、職員と一体となって強力なチームワークで、わが国が直面する喫緊の重要課題に積極的にスピード感を持って取り組み、着実に成果をあげていきたい」と意気込みを語りました。
自見地方創生担当相 職員らに拍手で迎えられる
初入閣した自見地方創生担当大臣は、14日午前9時半前に内閣府に登庁し、玄関に集まったおよそ30人の職員らに拍手で迎えられました。
自見大臣は笑顔で礼をしながら職員らに案内されて大臣室に向かいました。
午後には、就任後初めてとなる記者会見を行うほか、岡田前大臣から業務の引き継ぎを受ける予定です。
加藤こども政策担当相 緊張した面持ちで会釈
当選3回で初入閣した加藤こども政策担当大臣は、午前10時半ごろ、内閣府に初登庁しました。
玄関では、集まった40人ほどの職員たちに拍手で出迎えられ、加藤大臣は緊張した面持ちで職員に向かって会釈し、庁舎内に入っていきました。
加藤大臣は午後、小倉 前大臣から引き継ぎを受けることになっています。