三重県の伊勢神宮で18日、ボランティアが車いすの人を手伝うイベントがありました。中学生と高校生30人ぐらいが参加しました。
神社の中の道は、たくさんの小さい石でできています。車いすを押すだけでは進むのが難しいため、生徒たちは前のタイヤにタオルを結んで引っ張りながら進みました。長い階段では、前のタイヤを上の段にのせてから、後ろのタイヤを上げて、1段ずつ進んでいました。
女子生徒は「車いすを押したり持ったりして大変でした。でも、いい経験になりました」と話していました。95歳の女性は「若い人たちが一生懸命やってくれて、とてもうれしかったです」と話していました。
このイベントを開いた人は「災害のときにも手伝うことができるように、車いすに慣れてもらいたいです」と話していました。