火災が起きたのは、韓国・ソウル近郊の利川(イチョン)にある国内通販最大手「クーパン」の物流センターです。17日の午前5時半すぎに建物の地下2階付近から出火し、地上部分にも燃え広がりました。出火から30時間以上が経った18日の午後5時時点で、まだ建物から煙が出ていて消火活動が続いています。
出火当時、物流センターの中にはおよそ240人の従業員らがいて全員脱出しましたが、現場で救助に当たっていた消防士1人が今も行方不明となっています。
地元消防によりますと、このまま燃え続けた場合、建物の一部が崩れ落ちる危険性もあるということです。出火原因についてはまだわかっていません。