文化財保存修復スタジオノア 武田恵理代表:「残していかなくてはいけないという(作者の記録に対する)“使命感”があります。残そうと思って材料を選び、大切に描いている(のが伝わる)」
絵画からは、東京・赤坂で揺れによって瓦ぶきの家々が倒壊した様子が分かります。
数十年ぶりの展示を前に、技術者の武田さんらは歪みや布地を直したり、木枠を新しくしたりしています。
修復の過程では基になった写真が特定されました。
展示の担当者は「白黒写真にない生々しさがよみがえった」と話しています。
1日から、国立科学博物館で展示されます。