「X(旧ツイッター)」が個人情報に関する規定を一部改定すると発表しました。ユーザーの生体情報や学歴、職歴などを収集し、それらの情報をAI(人工知能)トレーニングに使うということです。
29日にXが改定を予定している新しい規定には、ユーザーの生体情報の他に学歴や職歴などの個人情報も収集することが追加されています。
集めた情報は機械学習やAIトレーニングに使うということです。
イーロン・マスク氏は新たな規定について、自分のXに「(AI学習は)公開データのみが対象でダイレクトメッセージなどは対象外」と投稿しています。
また、職歴と学歴などの情報を収集するのはユーザーに仕事を紹介したり、雇用主が有望な人材を見つけたりするためとしています。
マスク氏は去年、自らが目指す「すべてを備えたアプリ」の作成を示唆していました。
Xを巡っては今年5月、人材紹介会社を買収したことが複数のメディアで報じられていました。