大阪おおさか・関西かんさい万博ばんぱくで政府せいふが出展しゅってんする「日本にっぽん館かん」は、地上ちじょう3階かい建だてで、延のべ床ゆか面積めんせきは1万まん1300平方メートルへいほうめ-とる。

開催かいさい国こくとして発信はっしんする拠点きょてんとなるほか、各国かっこくの要人ようじんをもてなす場ばとしても活用かつようされる予定よていになっています。

11日にちは夢ゆめ洲しゅうで起工きこう式しきが行おこなわれ、主催しゅさい者しゃとして中谷なかたに真一しんいち経済けいざい産業さんぎょう副ふく大臣だいじんが「来場らいじょう者しゃみずからが他たの命いのちとのつながりや循環じゅんかんでいかされていることを認識にんしきし、持続じぞく可能かのう性せいの問題もんだいを自分じぶんたちのものとして考かんがえるような、行動こうどう変容へんようを促うながすパビリオンにしたい」とあいさつしました。

その後そのご、関係かんけい者しゃがくわ入いれをして、工事こうじの安全あんぜんを祈願きがんしました。

日本にっぽん館かんの建設けんせつ工事こうじをめぐっては、当初とうしょ、一般いっぱん競争きょうそう入札にゅうさつで事業じぎょう者しゃを募つのっていましたが、予定よてい価格かかくを上回うわまわったため入札にゅうさつが成立せいりつせず、国くには随意ずいい契約けいやくに切り替きりかえ、76億おく円えん余あまりで大手おおてゼネコンと契約けいやくを結むすんでいます。

これに伴ともない、着工ちゃっこうも当初とうしょの予定よていから3か月かげつ程度ていど遅おそくなりましたが、完成かんせいは予定よていどおり2025年ねん2月つき末まつを見込みこんでいるということです。

日本にっぽん館かんの総合そうごうプロデューサーを務つとめる、デザイナーの佐藤さとうオオキさんは「日本にっぽんの技術ぎじゅつや伝統でんとう、魅力みりょくを体感たいかんしてほしい。日本にっぽんはかっこいい、魅力みりょく的てきだなと感かんじてもらうのがミッションと考かんがえています」と話はなしていました。