国際宇宙ステーション(ISS)に1年以上滞在していた米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士フランク・ルビオさんが27日、無事地球に帰還しました。
ルビオさんは、ロシア人宇宙飛行士セルゲイ・プロコピエフさん、ドミトリー・ペテリンさんと共にロシアの宇宙船「ソユーズMS―23」に搭乗し、現地時間の27日午後5時17分、パラシュートでカザフスタンに降下しました。
ルビオさんは当初、ISSに半年間滞在する予定で出発しました。しかしISSへの到達に使用した宇宙船でドッキングの際に冷却剤漏れが見つかるトラブルが発生しました。滞在期間が長引いて米国人宇宙飛行士としては最長の計371日間に及びました。ISSで丸1年間過ごしたのも、米国人として初めてでした。