パリで2日、シャンゼリゼ通り沿いにあるルイ・ヴィトンの店舗のショーウィンドーに、環境活動団体の3人がオレンジ色の塗料をまき散らしました。3人は警察官らに、すぐに取り押さえられました。
フランスを拠点とするこの団体は、気候変動への対策を求めていてSNSで「気候変動の結果、すでに人々が命を落としているのに、耳を貸さない特権階級の人々にうんざりする」などと主張しています。
被害に遭ったルイ・ヴィトンの店舗では当時、パリ・コレクションのショーが開催中で周辺には多くの人が集まっていて、一時騒然となりました。この団体は、9月6日にもパリのエリゼ宮(=大統領府前)の路上に塗料をまき散らして6人が逮捕されました。