アメリカの
与党・
民主党の
議会上院トップが
来週、
超党派の
議員団を
率いて
中国を
訪問すると
伝えられていることについて、
中国外務省は4
日、
訪問を
歓迎する
コメントを
発表し、
両国の
対話を
活発化させたい
意欲をにじませました。
アメリカメディアは、与党・民主党の議会上院トップのシューマー院内総務が来週、民主・共和両党の超党派の議員団を率いて中国を訪問することを計画し、現地で習近平国家主席との会談を模索していると伝えています。
これについて、中国外務省は4日、コメントを発表し「訪問を歓迎する」としたうえで、「今回の訪問が、アメリカ議会が中国に対する客観的な理解を深め、両国の立法機関の対話と交流を促し、両国関係の発展にプラス要因となるよう望む」としています。
米中両国は対立を続ける一方で、このところバイデン政権の主要閣僚が相次いで中国を訪問するなど、対話が活発になっています。
来月、アメリカで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に合わせて、バイデン大統領と習主席の会談が実現するかが焦点となる中、中国側としても議員団の訪問を歓迎することで対話を活発化させたい意欲をにじませた形です。