公職選挙法違反の
罪に
問われている
日本維新の
会の
前川清成衆議院議員が4
日、
議員を
辞職しました。
日本維新の会の衆議院議員、前川清成被告は、おととしの衆議院選挙の公示前に、投票を呼びかける文書を不特定多数の有権者に送ったとして、公職選挙法違反の罪に問われ、2審の大阪高等裁判所はことし7月、1審に続いて罰金30万円の有罪判決を言い渡しました。
前川氏は、判決を不服として最高裁判所に上告していますが、先週、「私が裁判を抱えているため、党の選挙の準備が遅れることはあってはならず、いったん身を引きたい」として議員を辞職する意向を明らかにしていました。
そして、4日衆議院議長あてに議員辞職願を提出し、許可されました。
前川氏は60歳。弁護士で、参議院議員を2期務めたあと、おととしの衆議院選挙に日本維新の会から立候補し、比例代表近畿ブロックで当選しました。
前川氏の辞職に伴い、比例代表近畿ブロックの日本維新の会の名簿から、中嶋秀樹氏が繰り上げ当選する見通しです。