中国のネット通販大手アリババ集団が、中国政府が掲げる「共同富裕」の実現に向けて、2025年までに1000億人民元(約1兆7000億円)を拠出することがわかりました。
アリババの発表によれば、同社は5つの優先事項を策定。技術革新と、経済発展、質の高い雇用の創出、脆弱な地域社会の支援、特別な開発基金の設立を挙げました。
アリババはさらに、取り組むべき10の目標も掲げました。そのなかには、国内の開発の遅れている地域への技術投資の増加や、ネットで仕事を請け負う「ギグ・エコノミー」の労働者の福祉向上、中小企業や農業の成長促進への取り組みなど含まれます。