たばこを吸う人が少なくなっているため、たばこの自動販売機は1年に約2万台捨てられています。
静岡県の会社は、使わなくなったたばこの自動販売機を利用して、お茶を売ることを考えました。たばこと同じぐらいの大きさの箱に、粉のお茶のスティックを入れて売っています。粉のお茶は、急須を使わないで、水を入れて飲むことができます。
狭山茶が有名な埼玉県でも今月、この自動販売機でお茶を売り始めました。1箱にお茶のスティックが8本入って、600円です。
西武鉄道の所沢駅で買った男性は「これは冷たい水で飲みたいと思います。若い人が好きだと思うので、日本中の人に狭山茶を飲んでもらいたいです」と話していました。