ペルーの左翼ゲリラ「センデロ・ルミノソ(輝く道)」の創設者、アビマエル・グスマン受刑者が11日、獄中で病死しました。86歳でした。
刑務当局の発表によると、グスマン受刑者は11日午前40分ごろ、首都リマ近郊カヤオの海軍基地にある最高ランクの重警備刑務所で死亡しました。
同受刑者は1992年に終身刑を言い渡されていました。
センデロ・ルミノソは政府に宣戦布告した80年から20年間にわたって、国内のインフラや工場、政府機関などを狙った爆弾攻撃や当局者らの暗殺を繰り返し、3万人あまりを殺害したとされます。