今年これから公開されるディズニー映画は公式配信サービス「ディズニープラス」より先に、原則として45日間、劇場限定で公開される見通しとなりました。
この方針には、劇場の客足復活にかける同社の期待が表れています。
11月5日公開のスーパーヒーロー映画「エターナルズ」、12月10日公開のミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」リメイク版など、このほかの作品はまず45日間、劇場限定で公開されます。
ディズニーは7月、スーパーヒーロー映画「ブラック・ウィドウ」を劇場とディズニープラスで同時公開しました。主演のスカーレット・ヨハンソンは、これにより劇場の興収に応じて支払われる報酬が目減りしたとして、ディズニーを契約違反で訴えました。
今月初めに劇場で独占公開されたアジア系ヒーローの物語「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は米レイバーデー(労働者の日)の連休の興行収入記録を更新し、依然として興収トップを維持しています。