発表によりますと、日立は脱炭素社会に向けて2050年度までに部品の調達から製品の生産、消費者の使用・廃棄までのバリューチェーン全体で二酸化炭素排出を実質ゼロにすることを目指します。
日立はこれまで2050年度までに二酸化炭素の排出量を80%減らす目標を掲げていましたが、今回の発表はこれを改訂したものです。
具体的には、主要な取引先800社と削減に向けた具体策を決めるほか、今後3年間で1兆5000億円を投資する「研究開発費」を、エネルギーの消費量を把握するためのシステムの開発や水素関連の研究などにあてます。
脱炭素社会に向けては、三菱電機も6月にバリューチェーン全体で温室効果ガスの排出を実質ゼロにする方針を示しています。