北朝鮮から
発射された
弾道ミサイルについて、
政府は、きのう
午後0
時32
分と0
時37
分ごろ、
北朝鮮内陸部から、
少なくとも2
発が
東方向に
発射され、
落下地点は、
発射直後の
情報に
基づき、
日本の
排他的経済水域の
外側と
推定されるとしていました。
しかし、その後、分析を進めた結果、落下地点は能登半島沖の舳倉島の北約300キロ程度の排他的経済水域の内側と推定されると修正しました。
防衛省は、今回発射されたミサイルは、低空を変則的な軌道で飛行したため、落下地点の見極めが難しかったとしています。
防衛省では、北朝鮮が変則的な軌道で飛行する弾道ミサイルの発射を繰り返し、ミサイル関連技術を着実に向上させているとして今後、複雑化するミサイルへの探知能力を向上させることが課題だとしています。
また、北朝鮮が、今月11日と12日に、新たに開発した長距離巡航ミサイルを発射したとしていることから、防衛省は、アメリカや韓国と連携して、分析を進めるとともに、警戒監視を強化することにしています。