ことし6
月、
愛媛県今治市の
住宅が
全焼し92
歳の
女性が
死亡した
火事で、
警察は58
歳の
息子が
自宅に
火をつけて
死亡させたとして
殺人と
放火の
疑いで
逮捕しました。
女性は
足が
不自由で、
逮捕された
息子が
看病していたということです。
逮捕されたのは今治市大正町の無職、森松良和容疑者(58)です。
警察の調べによりますと、森松容疑者はことし6月、今治市美保町の木造2階建ての自宅に火をつけ、同居していた母親のマサノさん(92)を死亡させたとして殺人と放火の疑いが持たれています。
警察によりますと、容疑者はこの火災で病院に搬送され入院していましたが22日に退院し、警察は本人から事情を聞いた結果、自宅に火をつけた疑いが強まったとして逮捕しました。
近くに住む人の話では、死亡したマサノさんは足が不自由で、容疑者が車いすで病院への送り迎えをするなど、ふだんから看病をしていたということです。
捜査関係者によりますと、森松容疑者は火をつけたことを認めているということで、警察は事件の詳しいいきさつを調べています。