北米で飼育されている最高齢のホッキョクグマが死んだことがわかりました。米ウィスコンシン州にあるミルウォーキー郡動物園が明らかにしました。36歳でした。
同動物園はフェイスブックへの投稿で、ホッキョクグマの「スノーリリー」について、健康状態が悪化したため安楽死させたと明らかにしました。
動物園水族館協会(AZA)によれば、人間に飼育されているホッキョクグマの寿命の中央値は23.4年です。ホッキョクグマの団体「PBI」によれば、ホッキョクグマは野生では平均して15~18年生きるということです。
動物園によれば、スノーリリーは2005年にニューヨーク市のブロンクス動物園から引き取られてすぐに人気者になりました。
動物園によれば、スノーリリーは夏はプールで泳ぐのが好きで、大きなゴムボールをバスケットボールのようにプールの底で弾ませたということです。