そのあと
上着を
脱いでギアを
上げ、
公式戦では
跳んだことのない4
回転ループと3
回転トーループの
高難度のコンビネーション
ジャンプを
成功させて
報道陣などを
驚かせました。
終盤にはみずからこだわり続ける4回転半ジャンプ=4回転アクセルの練習に取り組み、最後は金メダルを獲得したピョンチャンオリンピックのフリーで演じた「SEIMEI」の曲でミスなく演技することに挑みました。
3回目で4回転ジャンプ4本を含む演技を完璧にこなすと、充実した表情でおよそ1時間の公開練習を締めくくりました。
羽生さんは「
プロとして
活動して
いくにあたって、
練習の
様子や4
回転半ジャンプを
見せる機会は
なかなかないが、
それでも自分の
練習を
見たいと
思ってくださる
方がいる。
自分のアスリートらしさ、
根本的にある
追求し
続ける姿を
見ていただき
機会になればいいと
思った」と
話しました。
また「オリンピックと同じ構成で『SEIMEI』をノーミスで滑ることが今回の目標だった。あの時よりもうまくなっていることを証明したいという、自分の中で強い意思があった」と話しました。
そして今後に向けては「新しいショーの形、これからも自分の瞬発力的なレベルの高さに期待してもらえたらうれしい。皆さんに見ていただけるようなプログラムもやっていかなければならないが、僕の場合はプラスアルファで競技と変わらない、さらに1つギアを上げた演技をしていきたい」と話しました。