気象庁の観測によりますと、12日に午前発生した台風8号は正午には中心の気圧は1004ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで暴風域はありませんが、中心の南東側330キロ以内と北西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
この時間はゆっくりと北上していますが、このあとやや速度を上げて13日土曜日、東海や関東甲信にかなり接近する見込みで上陸するおそれがあります。
台風周辺の暖かく湿った空気の影響で東海では局地的に発達した雨雲がかかり正午までの1時間には岐阜県高山市清見で33ミリの激しい雨が降りました。
13日昼までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
▽東海地方180ミリ、
▽関東甲信で100ミリ、
さらに14日昼までの24時間には
▽東海で200ミリから300ミリ、
▽関東甲信で100ミリから150ミリの雨が降る見込みです。
また、関東甲信や東海ではしだいに風が強まり海はしける見込みです。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の急な増水のほか、強風、それに高波に十分注意するよう呼びかけています。
お盆の時期とも重なることから、最新の情報を確認するようにしてください。
海や川など屋外のレジャーは特に注意が必要です。
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