アメリカ労働省が11日に発表した7月の卸売物価指数は、前の月に比べて.05%下がり、2020年4月以来初めて前の月を下回りました。
特にガソリンの卸売価格は16.7%下げています。
10日発表の消費者物価指数でも値上がり率が予想を下回るなど、アメリカのインフレがピークを迎えたのではないかという期待感が出ています。
一方で、10日発表されたニューヨーク・マンハッタンの7月の家賃の中央値は6カ月連続で過去最高を更新し、4150ドル、日本円でおよそ55万円となりました。
専門家は、家賃の上昇は年内に渡り続く可能性があるとして、家賃の上昇がインフレ圧力として残っていくとの見通しを示しました。