米世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが10日に発表した10代の若者1316人を対象にしたITの利用習慣に関する最新調査結果で、米国の10代の約半数がインターネットを「ほぼ常時」利用していることが判明しました。
2015年に行われた同じ調査では、ほぼ常時インターネットを利用していると答えた若者は4分の1に過ぎなかったそうです。
今回の調査では若者の間でとくに頻繁に利用されるソーシャルメディア・プラットフォームにも変化がみられ、ユーチューブやティックトックなど動画中心のプラットフォームの人気が高かったです。
調査によれば、フェイスブックはかつて若者の間で圧倒的人気を誇り、14~15年には13~17歳の若者の71%に利用されていたが、今回の調査ではわずか32%でした。
とくに1位のユーチューブは95%の若者に利用され、そのうち20%がほぼ常時利用していると回答。2位はティックトックで、利用者の4分の1近くがほぼ常時利用していると回答しました。
ここ数年、フェイスブックとインスタグラムは新規プラットフォームに対抗すべく、スナップチャットの特徴だったストーリー機能を導入。インスタグラムはショート形式の動画リールでティックトックに対抗していります。