沖縄県は、
新型コロナ
患者用の
病床使用率が
沖縄本島で100%を
超え、
特に本島中南部では、13
日からコロナ
専用の
病床に
空きがなくなって
感染者が
入院できない
状況が
たびたび発生していることを
明らかにしました。
沖縄県によりますと、県内の人口10万人当たりの新規感染者は、13日までの1週間で1821.13人と全国で最も多くなっています。
14日現在入院しているのは、13日より17人多い728人で、国の基準での重症は22人、中等症は395人です。
新型コロナ患者用の病床使用率は県全体で95.5%、このうち沖縄本島では101.3%と100%を超え、県によりますと特に沖縄本島の中南部では、13日からコロナ専用の病床に空きがなくなり、感染者が入院できない状況がたびたび発生しているということです。
入院を受け入れている病院では病床を空けるため、本来は入院に向けて調整中の感染者に一時的に待機してもらう那覇市内の「入院待機ステーション」に、入院中の感染者を移動させる状況になっているということです。
沖縄県感染症総務課の城間敦課長は「入院者数は大変厳しい状況が続き、今後もひっ迫するとみられる。症状がある場合は外出せず、高齢者に会うことを避け、マスク着用や換気など基本的な感染対策の徹底をお願いしたい」と話しています。