8月15日、太平洋戦争が終わってから77年になりました。政府は、戦争で亡くなった310万人のために祈る式を東京で開きました。
岸田総理大臣は「戦争はもうしません。世界では争いが続いていますが、日本はほかの国と協力して、解決するために頑張っていきます」と話しました。そのあと、出席した人たちがみんなで、亡くなった人のために静かに1分祈りました。
天皇陛下は「過去を思い出して反省して、また戦争をしないように強く願っています。国民と一緒に、戦争で亡くなった人と世界の平和のために祈ります」と話しました。
戦争で父親が亡くなった83歳の男性は「戦争はずっと昔の歴史ではなくて、今も近くにあります。普通の市民も亡くなってしまう戦争の悲しさと平和の大切さを伝え続けます」と話しました。