国連の
報道官は16
日の
記者会見で、グテーレス
事務総長がウクライナを
訪問し、18
日に
西部のリビウでゼレンスキー
大統領とトルコのエルドアン
大統領と
会談すると
発表しました。
会談では、ロシアとウクライナがトルコと国連の仲介で合意した農産物の輸出について意見を交わすということで、グテーレス事務総長は、19日には農産物を輸出する港があるウクライナ南部のオデーサを訪問するということです。
ロシアがウクライナに軍事侵攻して以降、グテーレス事務総長がウクライナを訪問するのはことし4月以来、2回目です。
一方、報道官は、グテーレス事務総長はゼレンスキー大統領と個別にも会談する予定だとして、「原子力発電所の問題や紛争の政治的な解決の必要性についても意見が交わされるはずだ」と述べ、攻撃が相次いでいるザポリージャ原子力発電所の現状や、IAEA=国際原子力機関による視察や調査についても協議するという見方を示しました。
ロシア国防相 「核兵器の使用は特別な状況」
ロシアのショイグ
国防相は16
日、モスクワ
郊外で
開かれた「
国際安全保障会議」で
演説し、「ロシアの
核兵器は
核攻撃の
抑止がおもな
目的だ」と
強調したあと「
その使用は、ロシアが
定めている
特別な
状況に
限られている」と
述べ、
改めて核戦力をちらつかせて
威嚇した
形です。
一方でショイグ国防相は、ウクライナ侵攻をめぐっては「ロシアが戦術核兵器や化学兵器を使う用意があるのではといった臆測が広がっているが、すべてウソだ」としたうえで「軍事的な観点からは、核兵器を使って目的を達成する必要はない」と述べ、軍事的な観点から核兵器を使う必要はないという考えを示しました。
ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻を開始したことし2月、ショイグ国防相らに対して、核戦力を念頭に、抑止力を特別警戒態勢に引き上げるよう命じるなど、核による威嚇を続けています。
仏マクロン大統領 “原子力発電所へ調査団派遣 早期実現支援”
フランスのマクロン
大統領は16
日、ウクライナのゼレンスキー
大統領と
電話で
会談し、ロシア
軍が
掌握するウクライナ
南東部の
原子力発電所への
対応などについて
意見を
交わしました。
フランス大統領府によりますと、会談の中で、マクロン大統領は、ロシア軍が掌握するウクライナ南東部のザポリージャ原子力発電所について、ロシア軍の存在によって脅威にさらされていると懸念を表明し、ロシア軍の撤退を求める考えを強調したということです。
そのうえで、マクロン
大統領は、ザポリージャ
原子力発電所へのIAEA=
国際原子力機関の
調査団の
派遣が
可能なかぎり
早期に
実現するよう
支援を
続けて
いく考えを
伝え、
調査団の
派遣時期などをめぐって
意見を
交わしたとしています。
また、両大統領は、ウクライナからの農産物の輸出に関連して、16日、国連がチャーターした船がアフリカ向けの穀物を積んでウクライナ南部の港を出港したことを歓迎し、穀物の円滑な輸出に向けて連携していくことを確認したということです。
ゼレンスキー大統領 クリミア奪還めざし新たな諮問機関設置
ウクライナのゼレンスキー
大統領は、15
日、ロシアが8
年前、
一方的に
併合したウクライナ
南部のクリミアの
奪還をめざして
新たな
諮問機関を
設置したことを
明らかにしました。
新たな諮問機関について、ゼレンスキー大統領は、「奪還に向けた方策とすべてのプロジェクトを調整し、『クリミア・プラットフォーム』の活動を保障するためだ」と述べ、合わせて40以上の国と国際機関の代表が出席し去年8月、初めて開催された国際会議で立ち上げた「クリミア・プラットフォーム」と呼ばれる多国間の枠組みと連動する考えを示しました。
クリミア奪還をめざして各国との協調を図る2回目の国際会議は、今月23日、オンラインで開催される予定で、ウクライナ政府は、南部で反撃を続けるとともに、多国間の枠組みを通じてロシアに圧力をかけるねらいがあるとみられます。
ウクライナ空軍 報道官「ロシア軍武器の多く 爆発でなくなる」
ロシアが8
年前、
一方的に
併合したウクライナ
南部のクリミアで16
日に
起きた
爆発についてウクライナ
空軍のイグナト
報道官はウクライナの
メディアに対し「インターネットや
テレビで
流れている
映像を
判断するとロシア
軍の
武器や
戦闘機の
多くが
爆発によってなくなっている。
このような
出来事はうれしいことだ」と
話しています。
ウクライナ南部クリミアでまた爆発 「破壊工作により損害」
ロシアが8
年前、
一方的に
併合したウクライナ
南部のクリミアで16
日爆発があり、ロシア
国防省は
北部に
ある弾薬庫で
爆発を
伴う火災が
起きたことを
認めました。
ロシアによるクリミア併合のあと地元行政府のトップになったアクショノフ氏は、SNSで、爆発で2人がけがをしたほか、現場から半径5キロが安全のため封鎖され、住民およそ3000人が避難したと明らかにしました。
またロシア
国防省は
国営の
通信社に対して「
破壊工作により
損害を
受けたが
大きな人的被害はなかった」としていて、
何らかの攻撃を
受けた
可能性を
示唆しました。
クリミアでは今月9日にも駐留するロシア軍の基地で大規模な爆発があり、ロシア軍の戦闘機などの航空戦力が打撃を受けていて、クリミアで相次ぐ爆発にロシア側は神経をとがらせているものとみられます。
障害者雇用 広がる代行事業 やりがいや成長は?報酬は?課題も
障害者の雇用率が先月引き上げられる中、企業に代わって障害者に働く場を提供する事業が拡大しています。障害者の働く場の確保につながる一方で、障害者の成長や自立につながっていないケースがあると指摘されていることから、厚生労働省は企業に対し雇用率の達成だけを目的とした安易な利用を行わないよう指導しています。
Source: NHK
May 1, 2024 20:05
米FRB 金融政策決定会合 30日から始まる 会合後の会見に注目
外国為替市場で一時、1ドル=160円台と、34年ぶりの円安を記録する中、円相場に大きな影響を及ぼす、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会の金融政策を決める会合が30日から始まります。会合後の記者会見でパウエル議長が利下げに慎重な発言をすれば、一段と円安が進みかねないだけに、会見の内容が注目されます。
Source: NHK
Apr 30, 2024 00:04
教育実習で“なりたくない” 教員に魅力感じるも ためらう学生
各地で教員採用試験の出願が始まっていますが、教職課程を履修した学生への調査で教育実習中に「教員になりたくないと思うようになった」という回答が4割を超えたことがわかりました。一方で「やりがいを感じた」という回答も8割に上っていて、魅力は感じつつ長時間労働や保護者対応などからためらう学生の姿が浮き彫りになりました。
Source: NHK
Apr 27, 2024 19:04
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