Actualités japonaises: 最低賃金時給で50円引き上げの目安厚生労働省に答申

最低さいてい賃金ちんぎん時給じきゅうで50円えん引き上ひきあげの目安めやす厚生こうせい労働ろうどう省しょうに答申とうしん

Jul 25, 2024 18:07

Furigana

今年度こんねんどの最低さいてい賃金ちんぎんについて、労使ろうしの代表だいひょうなどで作つくる審議しんぎ会かいは24日にち夜よる、時給じきゅうで50円えん引き上ひきあげる目安めやすで決着けっちゃくしましたが、その内容ないようを25日にちに厚生こうせい労働ろうどう省しょうに答申とうしんしました。全国ぜんこく平均へいきんの時給じきゅうは1054円えんとこれまでで最もっとも高たかくなります。

最低さいてい賃金ちんぎんは企業きぎょうが労働ろうどう者しゃに最低さいてい限げん支払しはらわなければならない賃金ちんぎんで、現在げんざいの時給じきゅうは全国ぜんこく平均へいきんで1004円えんです。

24日にち夜よる、労使ろうし双方そうほうが参加さんかした審議しんぎ会かいが決着けっちゃくし、時給じきゅうで50円えん、率りつにして5％引き上ひきあげるとする目安めやすをまとめ、25日にち、厚生こうせい労働ろうどう省しょうに答申とうしんしました。

引き上ひきあげを地域ちいき別べつでみると、▽東京とうきょうや大阪おおさかなどのAランク、▽京都きょうとや静岡しずおかなどのBランク、▽山形やまがたや鳥取とっとりなどのCランクのいずれの地域ちいきも50円えんの過去かこ最大さいだいの引き上ひきあげとなります。

各かく地域ちいきでこの目安めやすどおりに引き上ひきあげられた場合ばあい、全国ぜんこく平均へいきんの時給じきゅうは1054円えんとこれまでで最もっとも高たかくなります。

答申とうしんでは価格かかく転嫁てんかが十分じゅうぶんにできていない企業きぎょうがあることを踏ふまえたうえで、物価ぶっか上昇じょうしょうが続つづく中なかで最低さいてい賃金ちんぎんに近ちかい水準すいじゅんで働はたらく人ひとの生活せいかつへの影響えいきょうや、春闘しゅんとうの流ながれを中小ちゅうしょう零細れいさい企業きぎょうなどにも波及はきゅうさせることを重視じゅうししたとしています。