記録的な
大雨となった
山形県や
秋田県では、
被害があった
自治体を
中心に、
その地域にとって100
年に1
度よりも
頻度が
低い「まれな
雨」となっていたことが
防災科学技術研究所の
分析で
分かりました。
防災科学技術研究所は降った大雨が、地域にとってどれほど多く危険度が高いのか、雨量以外のデータで伝えるため、過去のレーダーによる解析データなどからどのくらいの頻度で起こりうるか6段階で表現しています。
今回の大雨では26日午前5時までの24時間雨量で、山形県戸沢村や新庄市などを含む庄内や最上の広い範囲で6段階のうち最も起きにくいことを示す、「100年に1度よりも頻度が低い」まれな大雨となっていたことが分かりました。
また、山形県の飯豊町を含む置賜の一部でも午前5時までの24時間雨量が「100年に1度よりも頻度が低い」まれな雨となっていました。
さらに、72時間雨量でみると26日午前5時までで、山形県のほか、秋田県の由利本荘市や湯沢市を含む山形県境に近い地域で「100年に1度よりも頻度が低い」まれな雨となっていました。