中国では近い将来の急激な少子高齢化が懸念されています。
産児制限の撤廃が検討されているのは中国東北部の遼寧省、吉林省、黒竜江省の3つの省です。
中国の国家衛生健康委員会は18日、すでに数年前から人口減少が始まっている東北部について、出産や育児に関わる経済的負担などが少子化を招いていると指摘しました。
中国は2016年に一人っ子政策を廃止し、すべての夫婦が2人まで子どもを持つことを認めましたが、全国的な出生数の減少に歯止めが掛かっていません。
中国は年金や介護などの社会保障制度の整備も遅れていて、少子高齢化による経済や社会への悪影響が懸念されています。