フランスの有名俳優ジェラール・ドパルデュー氏が若手女優を強姦し、性的暴行を加えたとの疑惑を、仏当局が昨年12月から正式に捜査していることが分かりました。
同氏の弁護士がCNNに語ったところによると、本人は一切の犯罪行為を否定し、推定無罪の原則を強調しています。弁護士によれば、この件の捜査は昨年6月にいったん取り下げられていました。
パリ検察によれば、ドパルデュー氏は2018年、強姦と性的暴行を受けたとする22歳の女性に告訴され、予備捜査の対象となりました。
同弁護士は当時、ドパルデュー氏が衝撃を受け、犯行を否定していると述べました。同氏の主張として、告訴した女性を知っていますが、犯行があったとされる日時には会っていないとも話していました。