ミャンマーで今月20日、クーデターへの抗議デモに参加していて治安当局に銃撃された男性が死亡しました。
地元メディアによりますと、今月20日、ミャンマー第2の都市マンダレーで発生したデモ隊と治安当局の衝突で、実弾で銃撃されて病院に運ばれた26歳の男性が24日、死亡しました。この日、当局はデモ隊の市民に向けて発砲を繰り返し、この男性の他にも2人の死者が出ています。クーデター以降、当局との衝突などで死亡した市民は5人となりました。
一方、最大都市ヤンゴンでは25日、軍の支持者らが通りを行進していました。それに抗議した市民を集団で暴行するなどして複数のけが人が出たもようです。暴徒化した集団を制止しない治安当局への批判も強まっています。