全国で
家庭教師の
派遣などを
手がける
東京の
会社が、
顧客の
自宅に
長時間とどまる
執ような
勧誘を
繰り返していたとして、
消費者庁は
再発防止を
指示する
行政処分を
行いました。
処分を
受けたのは、「
家庭教師のアルファ」という
名称で
全国で
家庭教師の
派遣などを
行っている
東京・
渋谷区の「アルファ コーポレーション」です。
消費者庁によりますと、去年5月以降、この会社の複数の担当者が顧客の自宅を訪問して長時間にわたってとどまり、執ような勧誘を続けていたということで、中には訪問したのは午後8時なのに午後11時をすぎても勧誘し続けていたケースもあったということです。
さらに、契約書などには法律に基づく契約解除にかかる費用の2倍を超える額を記載していたということです。
このため消費者庁は、こうした行為が特定商取引法に違反するとして、再発防止などを指示する行政処分を行いました。
「アルファコーポレーション」は、契約書についてはすでに改善したとしたうえで、「説明している途中で別の家族が帰宅し、改めて説明しているうちに長時間となったことがあった。今回の処分を真摯(しんし)に受け止め、再発防止に努めたい」と話しています。