沖縄県石垣市の
市長選挙は
11日に
投票が
行われ、
与党などが
推薦した
現職が
3回目の
当選を
果たしました。
与党側は、
秋に
予定される
沖縄県知事選挙に
向けて
弾みをつけた
形です。
石垣市長選挙の
結果です。
▽中山義隆(無所属・現)当選、1万3822票
▽宮良操(無所属・新)9526票
▽砂川利勝(無所属・新)4872票
選挙戦では、陸上自衛隊のミサイル部隊などを石垣島に配備する計画への対応などが争点となり、計画に理解を示し自民・公明両党と日本維新の会が推薦した中山氏が、沖縄県の翁長知事が支援し計画に反対する宮良氏らを抑え、3回目の当選を果たしました。
中山氏は「配備計画の必要性は理解している。反対や不安に思う住民と直接話したうえで、防衛省と協議していきたい」と述べました。
アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画をめぐって、政府与党と翁長知事が対立する中、与党側は、先月の名護市長選挙に続いて、翁長知事が支援する候補に勝利し、秋に予定される沖縄県知事選挙に向け弾みをつけた形となった一方、翁長知事は戦略の練り直しを迫られることも予想されます。