先月、
愛知県稲沢市で
行われた「はだか
祭」で、
8000人以上の
男性が
参加するなか、ほかの
参加者と
もみ合いになり
意識不明の
重体になっていた
40歳の
男性が
15日、
入院先の
病院で
死亡しました。「はだか
祭」は、
1200年以上前から
稲沢市の
国府宮神社に
伝わる
厄よけの
神事で、「
神男」と
呼ばれる
男性に
触れようと、さらしに
下帯姿の
大勢の
男性がぶつかり
合う
勇壮な
様が
知られています。
ことしはおよそ8100人が参加して先月28日に行われ、警察などによりますと、午後5時半ごろ、神男に触れようとぶつかり合いがあった場所で、稲沢市の40歳の男性が意識不明の状態で倒れているのが見つかり、病院に搬送されたということです。
男性は病院で治療を受けていましたが、15日未明に低酸素脳症で死亡しました。
この祭りでは平成15年にも転倒するなどして32歳の男性が死亡しています。
国府宮神社は、「亡くなられた方の親族には謹んでお悔やみ申し上げます。祭りについては粛々と進めてまいります」とコメントしています。