家電量販大手の「ヤマダホールディングス」が傘下の「大塚家具」を完全子会社化すると発表しました。
大塚家具は9月1日付けでヤマダホールディングスの完全子会社となることから8月30日付けで新興市場ジャスダックの上場が廃止となります。
大塚家具は業績不振が続いていた2019年の12月に、当時の「ヤマダ電機」の傘下に入りました。その後、ヤマダの店内で家具を販売するほか、自社の店舗で家電を取り扱うなど協業を進めていますが、今年4月期の決算でも23億円の最終赤字を計上。去年12月には創業家の大塚久美子社長も退任していて、ヤマダホールディングスは「完全子会社化で、さらなる協業関係の強化を図る」としています。