南米ブラジルのサッカー代表の選手とスタッフは9日、SNSに書簡を投稿し、コパ・アメリカ(南米選手権)を主催する南米サッカー連盟(CONMEBOL)を非難しました。ただし、大会には参加するとしています。
投稿された書簡で、「我々は団結した集団だが、異なる考えを持っている」と指摘。人道上あるいは職業上といったさまざまな理由から、CONMEBOLによるコパ・アメリカの実施について、後にチリで開催されようがブラジルで開催されようが納得できないと述べました。
最近の事実をすべてかんがみて、大会の実現に向けてはプロセスが不十分だとみているとも述べました。
代表チームは、今回の件について政治的な話題にするつもりはないとし、賛成できないのはCONMEBOLに対してで、ブラジル代表に「ノー」ということは決してないとしました。