大雪の
影響で、
富山県内の
東海北陸自動車道では、
およそ200
台の
車の
立往生が
続いています。
今のところ、
解消するめどは
立っておらず、
富山県は
午前4
時に
陸上自衛隊に
災害派遣を
要請しました。
中日本高速道路によりますと、9
日午後3
時ごろ、
富山県南砺市の
東海北陸自動車道の
南砺スマートインターチェンジ付近で
大型トラックが
雪で
動けなくなりました。
その後、大型トラックは動けるようになったものの、後続の渋滞していた車に雪が降り続いて、動けなくなる車が相次ぎ、午前4時現在、小矢部砺波ジャンクションから福光インターチェンジまでの10キロ余りの区間の上り線で、およそ200台の車が立往生しているということです。
こうした中、地元の消防によりますと立往生している車にいる人から体調が悪くなったなどの通報が9日夜から10日朝にかけて2件あり、2人を搬送しました。2人とも意識はあるということです。
立往生は現在も解消するめどが立っておらず、富山県は午前4時、陸上自衛隊に災害派遣を要請しました。
陸上自衛隊は金沢駐屯地からおよそ100人を派遣し、車両のけん引のほか、食糧や燃料、それに携帯トイレなどを配付するということです。
また、中日本高速道路も、職員およそ30人が、雪かきをしたり食料や水などを配ったりしているということです。