グーグルはおととし、手首に着けて運動量などを計るウェアラブル端末の会社「フィットビット」の買収を表明しました。
これについて、公正取引委員会は同業他社との競争を妨げることはないか審査を行ってきました。
その結果、買収自体は認めましたが、グーグル側から申し出のあった少なくとも10年間、ウェアラブル端末による健康データを広告に利用しない、などの条件を満たすよう求めました。
フィットビットの買収を巡っては、膨大な健康データがグーグルに渡り、市場が独占されるとの懸念からEU(ヨーロッパ連合)など各国で審査が行われてきました。