米連邦政府は13日未明、ミズーリ州で2004年に妊婦を殺害し、胎児を連れ去ったリサ・モンゴメリー死刑囚(52)の刑を執行しました。
モンゴメリー死刑囚はインディアナ州の連邦刑務所で薬物を注射された後、死亡が確認されました。
トランプ政権下で死刑を執行されたのは11人目。米政府は昨年夏、17年ぶりに死刑執行を再開していました。
弁護側は同死刑囚について、過去の性的虐待などによる脳の損傷と重度の精神障害があり、刑の根拠を理解できないと主張。このような場合の死刑執行は違憲だと訴え、仮釈放なしの終身刑への減刑を求めていました。