財務省が発表した12月の貿易統計によりますと、日本の輸出額は前の年の同じ月に比べて、2.0%プラスの6兆7062億円でした。
中国向けのプラスチックや非鉄金属が増えたことなどが要因で、輸出額が前の年の同じ月を上回るのは、2018年11月以来、2年1カ月ぶりのことです。
また、輸入は原油や石炭が減ったことで、11.6%マイナスの5兆9552億円でした。
輸出から輸入を差し引いた貿易収支は、7510億円の黒字となり黒字は6カ月連続です。
また、合わせて発表された2020年の貿易収支は6747億円の黒字でした。通年の黒字は3年ぶりです。