九州大学発の宇宙開発ベンチャー企業の小型衛星がアメリカで打ち上げられ、衛星は無事に地球の周回軌道へ乗せられました。
日本時間の25日午前0時にQPS研究所が開発した小型衛星「イザナミ」を搭載したロケットが打ち上げられました。
イザナミは福岡県内の中小メーカー17社が協力して開発したもので、おととしの「イザナギ」に続く2号機です。
小型で軽量のパラボラアンテナを搭載した合成開口レーダー衛星と呼ばれるもので、地球上のほぼどこでも約10分で指定した地点を観測することができるようになり、災害時の状況把握などに生かされるということです。