日本新聞: 選択的夫婦別姓導入立民が法案提出へ議論活発になる見通し

選択せんたく的てき夫婦ふうふ別姓べっせい導入どうにゅう立たつ民みんが法案ほうあん提出ていしゅつへ議論ぎろん活発かっぱつになる見通みとおし

Jan 4, 2025 04:01

Furigana

選択せんたく的てき夫婦ふうふ別姓べっせい制度せいどの導入どうにゅうをめぐり、石破いしば総理そうり大臣だいじんは議論ぎろんの頻度ひんどを高たかめたいとしていますが、自民党じみんとう内ないには根強ねづよい慎重しんちょう論ろんがあります。こうした中なか、立憲りっけん民主みんしゅ党とうは、少数しょうすう与党よとうの状況じょうきょうも踏ふまえ、導入どうにゅうを目指めざして必要ひつような法案ほうあんを通常つうじょう国会こっかいに提出ていしゅつする方針ほうしんで、議論ぎろんが活発かっぱつになる見通みとおしです。

選択せんたく的てき夫婦ふうふ別姓べっせい制度せいどの導入どうにゅうをめぐっては、経済けいざい界かいを含ふくめ、実現じつげんを求もとめる声こえがあり、石破いしば総理そうり大臣だいじんは「背景はいけいをよく認識にんしきし、党内とうないの作業さぎょうチームの開催かいさい頻度ひんどを上あげ、熟じゅく度どを高たかめることに力ちからを入いれていきたい」と述のべ、自民党じみんとうでの議論ぎろんの頻度ひんどを高たかめたいとの考かんがえを示しめしています。

ただ自民党じみんとう内ないでは「社会しゃかいや国民こくみん意識いしきは変化へんかしている」として導入どうにゅうに前向まえむきな意見いけんの一方いっぽう「家族かぞくの一体いったい感かんや子こどもへの影響えいきょうが懸念けねんされる」などと、根強ねづよい慎重しんちょう論ろんがあります。

こうした中なか、多おおくの野党やとうは、早期そうきに制度せいどを実現じつげんすべきだとして働はたらきかけを強つよめていて、立憲りっけん民主みんしゅ党とうは、自民じみん・公明こうめい両りょう党とうが少数しょうすう与党よとうとなっている状況じょうきょうも踏ふまえ、導入どうにゅうを目指めざして通常つうじょう国会こっかいに民法みんぽうの改正かいせい案あんを提出ていしゅつする方針ほうしんです。

野田のだ代表だいひょうは「議論ぎろんが加速かそくすると確信かくしんしている。放置ほうちされてきたテーマを前進ぜんしんさせ、改革かいかくを実現じつげんをしていくことで、野党やとう第だい一いち党とうとしての存在そんざい感かんを示しめしていきたい」と述のべていて、選択せんたく的てき夫婦ふうふ別姓べっせい制度せいどの導入どうにゅうをめぐる議論ぎろんが活発かっぱつになる見通みとおしです。