インスタグラムやフェイスブックを運営する米メタは、新たな取締役に総合格闘技団体「UFC」のデイナ・ホワイト最高経営責任者(CEO)を起用すると明らかにしました。ホワイト氏は2024年の米大統領選で、トランプ前大統領が再選されるのに大きな役割を担った人物。
メタのマーク・ザッカーバーグCEOが新取締役を発表した。ホワイト氏のほか、自動車ブランドなどを保有する持ち株会社エクソールのジョン・エルカンCEOと、メタの人工知能(AI)に助言している投資家のチャーリー・ソングハースト氏も新たに取締役に加わりました。
これにより、メタの取締役会はザッカーバーグ氏を含んで13人となります。
ホワイト氏の取締役起用は特に注目に値します。メタ上層部でのイデオロギーの右傾化がより広範囲にみられるほか、ザッカーバーグ氏は今月下旬の大統領就任式を前に、トランプ氏との関係改善を模索しています。