自民じみん総裁そうさい選せん 河野こうの氏し 茂木もぎ氏しが政策せいさく発表はっぴょう 告示こくじ1週間しゅうかん前まえで準備じゅんび本格ほんかく化か

5日にちも、政策せいさく発表はっぴょうや、会合かいごうの開催かいさいが相次あいつぎました。

総裁そうさい選せんに向むけた動うごきです。

河野こうの氏し 政策せいさく発表はっぴょう“規制きせい改革かいかく デジタル化か 被ひ選挙せんきょ権けん18歳さいに”

河野こうのデジタル大臣だいじんは記者きしゃ会見かいけんし、自民党じみんとうの総裁そうさい選挙せんきょで掲かかげる政策せいさくを発表はっぴょうしました。

規制きせい改革かいかくやデジタル化かを加速かそくさせることや、被ひ選挙せんきょ権けんを18歳さいに引き下ひきさげることを打ち出うちだしています。

また、河野こうの氏しの陣営じんえいは、国会こっかい内ないで選挙せんきょ対策たいさく本部ほんぶの初はつ会合かいごうを開ひらき、衆参しゅうさん両院りょういんの国会こっかい議員ぎいん15人にんが出席しゅっせきしました。

そして、河野こうの氏しと同おなじ麻生あそう派はに所属しょぞくする森もり英介えいすけ元もと法務ほうむ大臣だいじんが選挙せんきょ対策たいさく本部ほんぶ長ちょうに就任しゅうにんしました。

その上うえで、国会こっかい議員ぎいんや党員とういんの支持しじ拡大かくだいに向むけ働はたらきかけを強化きょうかしていくことを確認かくにんしました。

茂木もぎ氏し 政策せいさく発表はっぴょう“所得しょとく向上こうじょうを最さい優先ゆうせん目標もくひょうに「増税ぞうぜいゼロ」”

茂木もぎ幹事かんじ長ちょうは記者きしゃ会見かいけんし、総裁そうさい選挙せんきょで掲かかげる政策せいさくを発表はっぴょうしました。

国民こくみんの所得しょとく向上こうじょうを最さい優先ゆうせんの目標もくひょうとする経済けいざい政策せいさくや、地方ちほう活性かっせい化か策さくなどを盛り込もりこんでいます。

また、総裁そうさい選挙せんきょへの立候補りっこうほを表明ひょうめいしたことを受うけて、午前ごぜん、党とう所属しょぞく議員ぎいんの事務所じむしょにあいさつ回あいさつまわりを行おこないました。

このうち同おなじ栃木とちぎ県連けんれん所属しょぞくの上野うえの通子みちこ参議院さんぎいん議員ぎいんの事務所じむしょでは、上野うえの氏しから「栃木とちぎ県民けんみんとして期待きたいしています。ぜひとも頑張がんばってください」と激励げきれいを受うけました。

午後ごごには、国会こっかい内ないでみずからに近ちかい国会こっかい議員ぎいんと会合かいごうを開ひらき、衆参しゅうさん両院りょういんから14人にんが参加さんかしました。

この中なかで茂木もぎ氏しの陣営じんえいの選挙せんきょ対策たいさく本部ほんぶ長ちょうを務つとめる梶山かじやま幹事かんじ長ちょう代行だいこうは「立候補りっこうほ会見かいけんを見みて『この国くにの将来しょうらいを任まかせられるのは茂木もぎ氏ししかいない』という思おもいを強つよくした。数すう名めいの候補こうほ者しゃに先行せんこうされていると思おもっており全力ぜんりょくで選挙せんきょ戦せんに臨のぞみ勝がちにいきたい」と述のべました。

石破いしば氏し 投稿とうこうサイトアカウントを開設かいせつ

石破いしば元もと幹事かんじ長ちょうは、国民こくみんに政策せいさくなどを発信はっしんするため現在げんざい活用かつようしているSNSなどに加くわえ、新あらたに投稿とうこうサイト「note」でアカウントを開設かいせつしました。

石破いしば氏しは記者きしゃ団だんに対にたいし「SNSが世論せろん形成けいせいに果はたす役割やくわりは非常ひじょうに大おおきくなっている。考かんがえられるすべてのことをやっていきたい。短みじかい時間じかんで訴求そきゅう力りょくを持もつものでなければならず、簡単かんたんではないが正ただしいメッセージが伝つたわるようにしたい」と述のべました。

一方いっぽう、記者きしゃ団だんから、党とうから議員ぎいんに支給しきゅうされる「政策せいさく活動かつどう費ひ」を廃止はいしする考かんがえはあるか問とわれたのに対にたいし「廃止はいしもひとつの考え方かんがえかただ。その場合ばあいは、今いままでどんな役割やくわりを果はたしてきたかなどについて検証けんしょうが必要ひつようだ」と述のべました。

小林こばやし氏し 石垣いしがき市長しちょうと離島りとう防衛ぼうえいなど意見いけんを交かわす

小林こばやし鷹たか之の氏しは沖縄おきなわ県けんの石垣いしがき島とうを訪おとずれ、石垣いしがき市しの中山なかやま市長しちょうと離島りとう防衛ぼうえいなどをめぐって意見いけんを交かわしました。

また、市役所しやくしょの担当たんとう者しゃから有事ゆうじなどの際さいに住民じゅうみんが避難ひなんするシェルターの整備せいび計画けいかくについて説明せつめいを受うけました。

このあと小林こばやし氏しは記者きしゃ団だんに対にたいし「国境こっきょうに近ちかい離島りとうの安全あんぜん保障ほしょう上じょうの重要じゅうよう性せいを改あらためて肌はだで感かんじた。わが国わがくにの防衛ぼうえい力りょくを抜本ばっぽん的てきに強化きょうかし、自国じこくを守り抜まもりぬく意思いしと能力のうりょくを高たかめていくことが必要ひつようだ。また、日にち米べい同盟どうめいをより価値かちあるものにし、重層じゅうそう的てきに安全あんぜん保障ほしょうの力ちからを高たかめていくべきだ」と述のべました。

一方いっぽう、記者きしゃ団だんからスタートアップ企業きぎょうの支援しえん策さくについて問とわれたのに対にたいし「スタートアップ企業きぎょうに投資とうしした　個人こじん投資とうし家かの税ぜい負担ふたんを軽かるくする『エンジェル税制ぜいせい』の金額きんがくや期間きかんを抜本ばっぽん的てきに拡充かくじゅうすることを前向まえむきに検討けんとうしたい。

また、国家こっかプロジェクトに参加さんかしやすくなる仕組しくみを導入どうにゅうしたい」と述のべました。

林はやし氏し 参議院さんぎいん議員ぎいんの事務所じむしょにあいさつ回あいさつまわり

林はやし官房かんぼう長官ちょうかんは、党とう所属しょぞくの参議院さんぎいん議員ぎいんの事務所じむしょにあいさつ回あいさつまわりを行おこないました。

このうち旧きゅう岸田きしだ派は出身しゅっしんの古賀こが友一郎ともいちろう参議院さんぎいん議員ぎいんの事務所じむしょでは、林はやし氏しが「しっかり頑張がんばります」と決意けついを伝つたえたのに対にたいし、古賀こが氏しから「お支ささえします」と激励げきれいを受うけていました。

小泉こいずみ氏し「総裁そうさい選挙せんきょをフルスイングで頑張がんばる」

小泉こいずみ進すすむ次郎じろう氏しは、横浜よこはま市しの私立しりつ中学校ちゅうがっこうを訪おとずれ、野球やきゅう部ぶの練習れんしゅうに参加さんかしました。中学校ちゅうがっこうと高校こうこうで野球やきゅう部ぶに所属しょぞくしていたという小泉こいずみ氏しは、部員ぶいんたちと一緒いっしょにノックを受うけ汗あせを流ながしました。

そして部員ぶいんたちに「とにかく、迷まよったらフルスイングだ。私わたしも総裁そうさい選挙せんきょをフルスイングで頑張がんばる」と声こえをかけていました。

また民間みんかん企業きぎょうでの経験けいけんを経へて採用さいようされた教員きょういんと意見いけんを交かわし、教員きょういんから「学校がっこうが多様たような人材じんざいを受け入うけいれることが必要ひつようで国くにの施策しさくとして進すすめてほしい」と要望ようぼうを受うけました。

このあと小泉こいずみ氏しは記者きしゃ団だんに対にたいし「政治せいじ家かの責任せきにんは次つぎの時代じだいの子こどもたちが個性こせいや得意とくいなことを生いかせるよう、多様たような選択せんたく肢しを用意よういすることだ。総理そうり・総裁そうさいになったら、教育きょういくの抜本ばっぽん的てきな改革かいかくをやり、教員きょういん免許めんきょ制度せいどのあり方ありかたも検討けんとうしたい」と述のべました。

加藤かとう氏し ”推薦すいせん人じん確保かくほできれば選挙せんきょ対策たいさく本部ほんぶ立たち上あげへ”

加藤かとう元もと官房かんぼう長官ちょうかんは、近ちかい議員ぎいんと国会こっかい内ないで会合かいごうを開ひらき、総裁そうさい選挙せんきょで掲かかげる予定よていの政策せいさくなどについて協議きょうぎしました。

これに先立さきだって加藤かとう氏しは、麻生あそう副ふく総裁そうさいの事務所じむしょを訪おとずれ麻生あそう氏しと会談かいだんしました。

加藤かとう氏しを支援しえんする関係かんけい者しゃによりますと、立候補りっこうほに必要ひつような20人にんの推薦すいせん人じんが確保かくほできれば来週らいしゅう早々そうそうにも選挙せんきょ対策たいさく本部ほんぶを立たち上あげる方向ほうこうで詰つめの調整ちょうせいを進すすめているということです。

上川かみかわ氏し「推薦すいせん人じん確保かくほが一番いちばんの課題かだい」

上川かみかわ外務がいむ大臣だいじんは、訪問ほうもん先さきのオーストラリアで、外務がいむ・防衛ぼうえいの閣僚かくりょう協議きょうぎ、いわゆる「2プラス2」に臨のぞみました。

協議きょうぎのあと上川かみかわ大臣だいじんは、記者きしゃ団だんから推薦すいせん人じんの確保かくほ状況じょうきょうについて質問しつもんされたのに対にたいし、「今いま、一意いちい専心せんしんの思おもいで、外務がいむ大臣だいじんの務つとめを果はたしているところだ。日本にっぽんを出発しゅっぱつしたときから切り替きりかえている」と述のべました。

その上うえで、６ろく日にち帰国きこくしてからの対応たいおうについて「推薦すいせん人じんの確保かくほが一番いちばんの課題かだいで、最終さいしゅう的てきに20人にん一人ひとりひとりに推薦すいせん人じんなってもらえるか改あらためて確認かくにんしていく作業さぎょうがある。手てを抜ぬくことなく、大切たいせつに積み上つみあげていきたい」と述のべました。

野田のだ氏し 岸田きしだ首相しゅしょうや当選とうせん同期どうきの議員ぎいんと会食かいしょく

野田のだ聖子せいこ氏しは夜よる、都内とないで岸田きしだ総理そうり大臣だいじんをはじめ衆議院しゅうぎいん当選とうせん同期どうきの国会こっかい議員ぎいんらと会食かいしょくしました。

このあと野田のだ氏しは記者きしゃ団だんに対にたいし、総裁そうさい選挙せんきょへの対応たいおうをめぐり「私わたしが訴うったえていきたいのは『女性じょせいがここにいるんだよ』ということや『マイノリティーの活躍かつやくの場ばを広ひろげていこうよ』ということだ。ほかの候補こうほ者しゃとは路線ろせんが違ちがうかもしれないが一貫いっかんしている」と述のべました。

一方いっぽう、記者きしゃ団だんから岸田きしだ総理そうり大臣だいじんに支援しえんを求もとめたのか問とわれ「どこに行いっても支援しえんを求もとめており、きょうも『ぜひお願おねがいします』と言いった。風通かぜとおし良よく明あかるくやっていきたい」と述のべました。