79年前、広島と長崎に原爆が落とされました。
大学生などのグループが、新しい技術などを使って核兵器の怖さを伝える展示会を東京大学で開いています。
ARという技術を使った作品は、東京の渋谷に核兵器が落とされた場合を考えた映像です。ビルの上に、原爆が落とされたときにできた大きな灰色の「きのこ雲」が上がっています。
原爆の被害を受けた人などが核兵器について話したことばも展示しています。世界に1万2000ぐらいの核兵器があるという怖さを、たくさんの風船で表した作品もあります。
見に来た大学生は「核兵器が今の自分に関係している問題だと考えることができました」と話しました。
この「あたらしいげんばく展」という展示会は、今月8日まで行っています。