中国政府は、
ゲーム依存を
問題視して
規制を
強める中、オンラインゲーム
に対する新たな
規制案を
公表しました。
これを
受けて
香港の
株式市場では、
中国で
オンラインゲームを
扱う大手企業の
株価が
一時、
急落し、
経済への
影響が
懸念されています。
中国でメディアやゲーム産業を管轄する当局は22日、オンラインゲームに対する新たな規制案を公表しました。
この中では、ゲームの内容について、国家の統一や安全を危険にさらすことや、社会秩序を乱すことなどにつながるコンテンツを禁止するとしています。
また、過度なゲーム使用や課金を防ぐためとして、毎日ゲームをしたり、続けて課金したりした際に利用者が特典などを得られる仕組みを禁止するとしています。
中国では、これまでも子どものゲーム依存対策だとして当局が未成年者を対象にゲームの利用時間などを制限する規制を行ってきましたが、今回、さらに強化する方針を示した形です。
規制案の発表を受けて、香港の株式市場では、オンラインゲームを扱う中国のIT大手、テンセントの株価が一時、16%下落するなど経済への影響が懸念されています。