大型トラックの後輪タイヤ1本 何らかの原因で外れる
警察によりますと、23日朝6時ごろ、沖縄県浦添市伊祖の国道330号でコンテナを積んで宜野湾市方面に向けて走行していた大型トラックの左側の後輪のタイヤ1本が何らかの原因で外れました。
外れたタイヤは直径が1メートルほどで、後ろを走っていたスクールバスやトラック、それに軽自動車2台のあわせて4台に衝突しました。
警察によりますとこの事故によるけが人はいないということです。
タイヤが衝突したスクールバスに当時、生徒は乗っていなかったということです。
現場は、浦添運動公園近くの片側2車線の直線の道路で、警察はタイヤが外れた原因を詳しく調べています。
スクールバスの運転手「バスをまっすぐに保つのに必死だった」
タイヤが衝突したスクールバスの運転手は「真っ暗だったのでタイヤが転がってきたのか乗り上げたのかはわからなかった。いきなりドンっと体が宙に浮いてハンドルを取られ、バスをまっすぐに保つのに必死だった。30分後には子どもたちを乗せる予定だったので本当に大惨事になるところだった」と話していました。
運転手によりますと、スクールバスは、右側の後輪のホイールがゆがみ、後輪の周辺の車体もへこんでいたということです。
また、事故に巻き込まれたとみられる別の車はバンパーが完全に外れ、前の部分が大きく壊れていたということです。