東京 渋谷区の明治神宮で毎年おおみそかに行われている「大祓」は、去年までは新型コロナの影響で神職のみで行いましたが、ことしは4年ぶりに一般の人も参列しました。
神事では神職が「大祓詞」と呼ばれる祝詞をあげ、細かく切られた紙と麻を体に振りかけたり白い布を手で引き裂いたりして、ことし1年のけがれをはらっていました。
明治神宮は、正月三が日が大勢の初詣の人たちで最も混雑することから、早めに参拝してことし1年の報告を済ませる人の姿も多く見られました。
30代の女性は「毎年混雑をさけてこの時期に来ていて、健康でいられるようにお参りしました。ことしは去年と比べても人出が多いなと感じました」と話していました。
40代の男性は「舞台の仕事をしていますが、ことしは新型コロナが5類に移行してようやく日常が戻った1年でした。来年はより良い年になればいいなと思います」と話していました。