日本新聞: 明治神宮 1年のけがれはらう「大祓」4年ぶりに一般の人も参列

明治めいじ神宮じんぐう 1年ねんのけがれはらう「大祓おおはらい」4年ねんぶりに一般いっぱんの人ひとも参列さんれつ

Dec 31, 2023 17:12

Furigana

大おおみそかの31日にち、東京とうきょうの明治めいじ神宮じんぐうではことし1年ねんのけがれをはらい新年しんねんを迎むかえるための神事しんじ、「大祓おおはらい（おおはらえ）」が行おこなわれ、大勢たいせいの人ひとが参拝さんぱいに訪おとずれています。

東京とうきょう渋谷しぶや区くの明治めいじ神宮じんぐうで毎年まいとしおおみそかに行おこなわれている「大祓おおはらい」は、去年きょねんまでは新型しんがたコロナの影響えいきょうで神職しんしょくのみで行おこないましたが、ことしは4年ねんぶりに一般いっぱんの人ひとも参列さんれつしました。

神事しんじでは神職しんしょくが「大祓おおはらい詞ことば」と呼よばれる祝詞のりとをあげ、細こまかく切きられた紙かみと麻あさを体からだに振ふりかけたり白しろい布ぬのを手てで引き裂ひきさいたりして、ことし1年ねんのけがれをはらっていました。

明治めいじ神宮じんぐうは、正月しょうがつ三が日さんがにちが大勢たいせいの初詣はつもうでの人ひとたちで最もっとも混雑こんざつすることから、早はやめに参拝さんぱいしてことし1年ねんの報告ほうこくを済すませる人ひとの姿すがたも多おおく見みられました。

30代だいの女性じょせいは「毎年まいとし混雑こんざつをさけてこの時期じきに来きていて、健康けんこうでいられるようにお参おまいりしました。ことしは去年きょねんと比くらべても人出ひとでが多おおいなと感かんじました」と話はなしていました。

40代だいの男性だんせいは「舞台ぶたいの仕事しごとをしていますが、ことしは新型しんがたコロナが5類るいに移行いこうしてようやく日常にちじょうが戻もどった1年ねんでした。来年らいねんはより良よい年としになればいいなと思おもいます」と話はなしていました。