ガソリン税ぜい「トリガー条項じょうこう」自民じみん 公明こうめい 国民こくみん 実務じつむ者しゃ交まじえ協議きょうぎへ

岸田きしだ総理そうり大臣だいじんが「トリガー条項じょうこう」の凍結とうけつ解除かいじょも含ふくめ検討けんとうを進すすめる考かんがえを示しめしたことを受うけて、30日にち自民党じみんとうの萩生田はぎうだ政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょうと公明党こうめいとうの高木たかぎ政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょう、解除かいじょを求もとめる国民こくみん民主みんしゅ党とうの大塚おおつか政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょうの3人にんが国会こっかい内ないで会談かいだんしました。

そして、解除かいじょした場合ばあい、地方ちほうの税収ぜいしゅうが減へることや灯油とうゆや重油じゅうゆが対象たいしょうにならないなどの課題かだいがあることを踏ふまえ、今後こんご、実務じつむ者しゃを交まじえて協議きょうぎに入はいることを確認かくにんしました。

また、大塚おおつか氏しが、来月らいげつ決定けっていする予定よていの税制ぜいせい改正かいせい大綱たいこうに「トリガー条項じょうこう」の扱あつかいを明記めいきするよう求もとめたのに対にたいし、萩生田はぎうだ氏しはすでに与党よとう内ないでは来年度らいねんどの税制ぜいせい改正かいせいに向むけた議論ぎろんが始はじまっているとして3党とうでの協議きょうぎの現状げんじょうを記載きさいすることにとどめる考かんがえを伝つたえました。

会談かいだんのあと、萩生田はぎうだ氏しは記者きしゃ団だんに対にたいし「凍結とうけつ解除かいじょをやるかやらないかも含ふくめ真摯しんし（しんし）に協議きょうぎする。仮かりに解除かいじょする場合ばあいは、自治体じちたいや業者ぎょうしゃなどに影響えいきょうが出でるため調整ちょうせいが必要ひつようだ。丁寧ていねいで深ふかい議論ぎろんを前向まえむきに行おこないたい」と述のべました。

官房かんぼう長官ちょうかん “3党とうの協議きょうぎ内容ないよう踏ふまえつつ 関係かんけい省庁しょうちょうで適切てきせつに対応たいおうを”

松野まつの官房かんぼう長官ちょうかんは午後ごごの記者きしゃ会見かいけんで「与党よとうと国民こくみん民主みんしゅ党とうの政策せいさく責任せきにん者しゃのもとで、国際こくさいエネルギー情勢じょうせいや内外ないがい経済けいざいの見通みとおし、脱だつ炭素たんそに向むけた国際こくさい的てきな潮流ちょうりゅうや激変げきへん緩和かんわ措置そちとの連続れんぞく性せいなども総合そうごう的てきに勘案かんあんし、検討けんとうを進すすめてもらうことは有意義ゆういぎだ。3党とうでの協議きょうぎ内容ないようを踏ふまえつつ、関係かんけい省庁しょうちょうで適切てきせつに対応たいおうしていきたい」と述のべました。