愛子あいこさま きょう22歳さいの誕生たんじょう日び

愛子あいこさまは、ことし、新年しんねんと天皇てんのう誕生たんじょう日びの一般いっぱん参賀さんがに初はじめて臨のぞみ、皇室こうしつに関にかんする重要じゅうよう事項じこうを審議しんぎする「皇室こうしつ会議かいぎ」の手続てつづきにも初はじめて参加さんかするなど、成年せいねん皇族こうぞくとしての経験けいけんを少すこしずつ積つまれています。

4月つきからは、学習がくしゅう院いん大学だいがく文学部ぶんがくぶ日本語にほんご日本にっぽん文学ぶんがく科かの4年生ねんせいになり、大学だいがくのキャンパスで対面たいめんでの授業じゅぎょうを受うけられるようになりました。

オンライン授業じゅぎょうの間まには味あじわうことのできなかった大学だいがくの活気かっきを肌はだで感かんじながら、日々ひびの授業じゅぎょうや課題かだいに熱心ねっしんに取り組とりくみ、卒業そつぎょう論文ろんぶんの執筆しっぴつなどで忙いそがしい中なかにも充実じゅうじつした日々ひびを送おくっていて、残のこりわずかとなった大学だいがく生活せいかつを楽たのしまれているということです。

日本にっぽんの伝統でんとう文化ぶんかや福祉ふくし活動かつどう全般ぜんぱんに関心かんしんを持もっていて、東京とうきょう国立こくりつ博物館はくぶつかんで日本にっぽん特有とくゆうの風景ふうけいなどを題材だいざいにした「やまと絵やまとえ」の特別とくべつ展てんを、また、日本にっぽん赤十字せきじゅうじ社しゃで関東かんとう大震災だいしんさいでの救護きゅうご活動かつどうを振り返ふりかえる企画きかく展てんを鑑賞かんしょうするなど、日々ひびの学業がくぎょうを優先ゆうせんしながらも両りょう陛下へいかと一緒いっしょにお出おでましになる機会きかいが増ふえています。

1日にちは、赤坂あかさか御ご用地ようちにある上皇じょうこうご夫妻ふさいのお住すまいを訪おとずれて、誕生たんじょう日びを迎むかえたことのあいさつをされるほか、御所ごしょではお祝おいわいの行事ぎょうじが開ひらかれることになっています。

宮内庁くないちょう書しょ陵りょう部ぶを初はじめて訪たずねられた際さいの映像えいぞう公開こうかい

愛子あいこさまの誕生たんじょう日びにあたって、宮内庁くないちょうは、11月つき24日にちに皇居こうきょ内ないにある宮内庁くないちょう書しょ陵りょう部ぶを初はじめて訪たずねられた際さいの映像えいぞうを公開こうかいしました。

この中なかでは、大学だいがくで日本にっぽんの古典こてん文学ぶんがくについて学まなんでいる愛子あいこさまが、さまざまな虫むしや動物どうぶつが和歌わかを詠よみあう様子ようすが描えがかれた「むし双六すごろくの和歌わか」と、「百ひゃく人にん一いち首しゅ」の現存げんそん最古さいこの写本しゃほんをご覧ごらんになっています。

宮内庁くないちょうによりますと、撮影さつえいには天皇てんのう皇后こうごう両りょう陛下へいかも立ち会たちあい、撮影さつえいが終おわると、ご一家いっかで担当たんとう者しゃの説明せつめいを聞ききながら収蔵しゅうぞう品ひんをご覧ごらんになったということです。